診療科・部門紹介

診療科・部門紹介

漢方外来

漢方は西洋医学的な病態が分かる以前の知恵です。もちろん、当時は血液検査もレントゲン検査もありません。

現代の西洋医学で対処可能であれば、漢方薬を使用する必要はありません。まずは西洋医学で対処可能かどうかを考えますし、必要あれば高次機能をもった病院を紹介致します。医学の進歩はすさまじく、かつては治療法がなくても、今では治療できるようになった病気はたくさんあります。

その一方で、西洋医学的な検査をしても異常が見つからない、または診断はついたものの良い対処法がない場合、西洋医学と異なる診察方法を行う東洋医学が役に立ちます。
西洋医学と東洋医学の双方の視点から診察していますので、お気軽にお声がけください。

漢方外来について

漢方専門医による診療を行っています。(保険適応です)

漢方が得意とするのは、西洋医学で対処が難しい不調/西洋医学の治療薬を飲むと副作用が出てしまう場合です。

・疲れやすい
・冷え性
・食欲不振
・イライラする
・眠れない
・肥満
・便秘・下痢
・悪天候による不調

食生活や生活習慣の改善指導(養生)と病状や体質に合わせたエキス剤漢方薬を処方します。
体調や日常生活の聞き取り、漢方医学的診察だけでなく、必要に応じて検査(尿・血液、レントゲンや心電図など)を行います。西洋医学で対処すべき疾患があれば、必要に応じて院内・他院紹介を行います。直近の健診結果なども参考になるので、ご持参ください。

担当医:玉田博之(漢方専門医・循環器専門医)